ページ

2012年12月17日月曜日

暗記法というか記憶法あれこれに反応してみた

「暗記が苦手なあなたに送る最強の暗記方法。」

という話題がありました。(元記事はこのエントリー下に引用してます)
ああと思ったのでちょっと書いてみます。

どうやら、

伊藤 真、2012年、『記憶する技術』、サンマーク出版。

という本をまとめたもののようです。

箇条書きに抜き出してみると、暗記の方法とは、
  • 全体像の把握
  • 視覚と聴覚を両方使う
  • 自分で自分に講義する
  • 復習する

あと、記事には書いて有りませんが、「bukupe」というサイトのこの本のまとめによると、
  • 論点をカードに書き出してそれを組み合わせながら覚える
  • ストーリーで覚える
  • 人名は映像と一緒に覚える
  • 覚える→思い出す訓練
  • 日記をつける

などの方法が紹介されています。


というわけで、特に目新しいものはないっぽいですね。
といっても、否定してるわけではもちろんなくて、むしろ肯定、納得です。

(なんか上から目線でスイマセンm(_ _;)m
もちろん、これだけで知った気になるのは早計で、他にもあるかも知れません。
が、とりあえず、ここではこの限りで書いてみますね。)

やっぱり本質は変わらずってことで、王道なしってことなんでしょうね。
いや、というかこれこそが王道か。

じゃあ覇道は、、、
鞭&鞭の極限追い詰め型の短期決戦ってことになるかな?
でもそれじゃあ一夜漬けだし、身につかないし、やりすぎると病む可能性もあるからなあ…。

結局のところ、瞬時に、かつ完璧にインストールできるような、インスタントな魔法はないってことですね( ´Д`)。




全体像からおさえる


これは単に暗記というより、理解することで身に付ける感じですね。

確かに、全体を把握、理解してしまえば、暗記暗記って無理しなくても、自然と記憶に残ってるなあ。
少々記憶があやふやになっても、流れをたどれば簡単に思い出せるし。

でも、昔はこれ苦手だったなー(^_^;)せっかちだったんで。
このことがわからずに、随分非効率な勉強してたな…と。
バラバラのまま丸暗記っていう(ノ∀`)

一見遠回りのように見えて、結局この「全体像からアプローチ」が近道なんですよね。構造を理解して、根っこをおさえてしまえば、後は派生なので。

記事には「目次を書き写」せって書いてありますが、
元資料が一冊にまとまってない場合は、自分で目次みたいなのをつくるのがいいですよね。

やっぱりツリー構造はわかりやすい。大から小へ。
パソコンのフォルダの構造もそうなってるし、
「マインドマップ」もそういうツールですよね。




今更だけど、音読いいよ!


昔、脳トレが流行ってた頃は、え~ほんとかよ~と思ってましたが、
最近いいなと思うようになりました(今頃(^^ゞ)。

実際やってみると、それまで頭がボーッとしてたのが、なんか視界がはっきりしてくるというか(^o^)。

読み方も、最初は引っ掛かりながらだったのが、慣れてくるとだんだんスムーズに読めるようになってきて、多少は滑舌もよくなったかもですw

あと、黙読だと流し読みだったのが、一字一字ちゃんと拾うようになります。

勉強前のいいウォーミングアップになりますよ!




人に説明する


記事中にある「自分で自分に講義」って、
一瞬、「えー、自分わかってるし…」って思ってしまいますが、
何かの発表前にやるリハーサルのような感じを想定するといいかもしれません。

自分が誰かに教える、授業するとしたら、どう説明するかっていう設定で。

もっとも、本物の具体的な他者、家族とか友達に直接講義してみるのが一番でしょうけど。

ただ、ちょっと問題もあって、説明できる相手が、
  • そのへんにいない
  • 時間が合わなくて会えない
  • ウザがられるw(今忙しい、そんなの興味ない、うるさいとかw)
相手によっては、危険ですw

そういう時はネットを利用するといいかもです。

ツイッターとかにつぶやいたり、ブログとかサイトにまとめてみたり。

それだと、書きたい時に書けて、見たい人が見たい時に見れるんで、都合を気にする煩わしさ問題は解決です。

やっぱり、自分用にメモ、ノートをとるだけより、
誰かに教えよう、説明しようと意識するだけで気合が入ります。

ウソ教えるわけにもいかないんで、何度も確認したり、あやふやなところを調べ直したりするので、そこで復習ができてしまいます。




「前回までのあらすじ」と日記で復習


新しいことを勉強し始める前に、さらっと復習。
これは、「前回までのあらすじ」って設定でw
これもいいウォーミングアップになります。

また記事には、復習のベストなタイミングとして勉強直後と寝る前が挙がっていますが、

勉強した後すぐ内容を振り返って、ざっとまとめるてみるといいのかな?
「えーと、要するにどういうこと?」って自問してみることにします。

あと、寝る前ですが、
自分、最近ちょっと日記というか作業日誌みたいなのを非公開ブログにつけはじめました。これが結構いいかもと思ってます。

(紙のノートだと字ぃ汚くて見返すの辛いし(-_-;)、Evernoteだと他のメモにすぐ埋もれてしまうんで)

ブログ形式だと、前の記録が比較的振り返りやすいので、
「ああ今日もちょっと進んだなあ('∀`)」とか、
「今日は全然だったなあ( ´Д`)=3」とか
いい内省になります。




カード


はまだ試してません(^^ゞ




画像とともに


人名は確かに画像があったほうが断然記憶に残ります。

例えば、
ヘーゲルは怖い。特に目が((((;゚Д゚))))。



バッハ的なかつらの人たちは見分けがつかないけどw

これは、音読についても言えることでしょうけど、
なるべくたくさんの感覚を動員すると記憶に残りやすい
ってことはよく言われてますよね。

人名じゃなくても、絵とか図があったほうが後でパッと思い浮かびます。

自分で図を描くのもいいですね。




ストーリーは確かに大事


確かに漫画とかはスッと頭に入ってくるなあ。

例えば歴史なんかだと、
教科書は、はしょり過ぎててわかりにくいですが、
歴史小説とか読むと、生き生きとした物語として楽しく学べます。

そういえば世界史は、ドラクエとかロマサガのようなゲーム感覚で楽しんでたなあ…。
とりわけドラクエⅢは、地理、歴史のお供に是非っ!小中学生にオススメですw


でも近代史になってくると、いよいよロマンもなくなるし、ゴチャゴチャしまくってくるし、もうわけわからんことになってましたw

なるほど、音声(音楽)、画像、動画、ストーリーがそろった映画とかゲームに出てきた人物は覚えてるはずだわー。






でもやっぱり、「自然に覚えてた」にまさるものなし


最後にそもそも論でアレですが、
前提として、暗記する対象が、自分にとって真に必要である。それが好きであるってことがないとキツイですね。

たいして興味もない、覚えたくもないものを無理やり覚えないといけないことほど苦痛なものはない…(-_-;)。

強制暗記じゃなくて、「なんか知らんけど覚えてる」が理想ですね。
勉強がちょっとでも楽しくなるように工夫しよっと。





ちっちゃい写真だと表紙がよくわからず、なんか気になったので、でっかい画像貼ってみましたw ※アマゾンに飛びます。ご注意を↓

レビューによると、ノウハウ本としてではなく、エッセーあるいはマインド論として読むのがいいらしいです。





元記事引用↓

暗記が苦手なあなたに送る最強の暗記方法。
ビーカイブ
2012年12月13日(木)9時10分配信


資格勉強や試験勉強など、必要不可欠なのが暗記しなければならないことをどれだけ記憶していられるかということ。けれども日々の忙しさの中で、せっかく勉強したことも忘却の彼方に消えてしまうこともしばしば。そこで今回は効果的に暗記する方法を紹介します。

■「全体像」の把握
記憶するには、整理した情報で記憶するほうが、整理した状態で記憶されます。そのために、まずは「全体像」を把握することが効果的です。参考書などでは、本の目次を書き写すと良いでしょう。最初に大きなくくりで捉えると覚えやすい傾向があります。

■「視覚」と「聴覚」
強く脳内に印象付けるためには「視覚」と「聴覚」を同時に使うことも必要です。テキストを目で見て、集中して読みながら、音読するといった昔ながらの勉強法は「視覚」と「聴覚」を同時に使うため、記憶する上ではかなり効果的だったのです。

■自分で自分に対して講義
記憶する上で、絶大な効果を発揮するのが、「セルフレクチャー」の手法です。「セルフレクチャー」とは、何があったのかなど、記憶したいことを自分で自分に講義することです。絶対に忘れてはいけない商談の内容などがあったら、それを思い出しながら、口に出して整理して、自分に説明してみてください。強く脳内に残るはずです。

■重要なのが「復習」
記憶したことを定着するためには、復習することが非常に重要です。記憶する上で効果的な「ヒンドゥー・メソッド」という手法では、それまで学習したことを全てをざっと復習します。例えば、一日に10個の英単語を覚えたのであれば、一日目に10個、二日目には前の日の10個を復習してからその日の10個を覚えるという方法をとります。

また、復習に最も適した時間は講義を受けた「一時間以内」と、「寝る前の5分間」だとされています。この時間に復習してみて、何としても覚えたことを定着させましょう。

記憶するには、「覚える」ことと、「思い出す」ことの二つの力が重要になります。いずれも鍛えられるものなので、上記の方法も参考にしてみてはいかがでしょうか。




0 件のコメント:

コメントを投稿